よいネクタイの選び方1
今週末の『父の日』に定番の品『ネクタイ』を贈ることができなくて悩んでいるダイスケです、こんにちは。
親父とは同じ仕事場で働いているので、お店にある服飾小物をプレゼントするわけにもいかないし、今年もウィスキーにしようかしらん??
Cool Bizも今年で3年目となり、街中にも半袖シャツやノーネクタイのビジネスマンも見受けられるようになりました。
街中でビジネスマンを眺めていると、 Cool Bizもだいぶ定着してきた感はありますが、それぞれの会社の方針によって、スタイルも様々、まだまだ迷走中のようです。
襟高カラーにターンナップカフスのイタリアンシャツを着ている人もいれば、営業マンでお客様に失礼を欠かないように、ネクタイは締めなければいけないが、かといって時代の流れも取り入れなければという考えで、半袖シャツにネクタイ姿のビジネスマンも見受けられます。
私個人的には、このままの迷走中でいいと思います。
地球温暖化問題を掲げることは私達の子孫の為にも必要不可欠なことで、是非とも成功させて欲しい一大プロジェクトです。
しかし、国がビジネスマンのスタイルを提案しなければならない程、日本のビジネスマンも野暮ったくないと思います。
来店される方の多くは、お会いするお客様に失礼だと思えば、例え暑くてもスーツを着てネクタイを締めていますし、その代わり、お客様にも暑苦しく見えないように、素材や色味には十分注意して着こなしています。
麻の混じったシャツやモヘアのスーツなら、着ている本人も汗でベタつかないし見た目もシャリ感が出て、実に爽やかな印象を与えています。
・・・と、まぁCool Bizに対してダンディズムといった観点から色々と思うことがありますが、さて、前置きが長くなりましたが、今回は『よいネクタイの選び方』について書いてみようと思います。
巷には、先ほど書いたネクタイを必要とするビジネスマンの為のCool Biz用のネクタイも売られているようです。
ネクタイにも色々と種類があり、一般的なネクタイ(フォア・イン・ハンド)、蝶ネクタイ(ボウタイ)、アスコットタイ、ループタイ、リボンタイetc・・・用途に応じて様々です。
素材もシルク、ウール、ニット、麻混などありますが、今回は一般的なシルクのネクタイに絞って『ネクタイの選び方』を書きます。
■まず、『ネクタイは引っ張ってから買え』とよく言われます。(あまり露骨にやると店員が嫌がると思いますが・・・)
2つ折りにしたタイの両端を左右の手で軽く引っ張ると、布地がよじれる場合があります。
これは布地が正バイアス(縦と横の織り糸に対して45度斜めに裁断した生地)ではない証拠です。
正バイアスでない場合、結び目がゆるみやすかったり、型崩れの原因となります。
■次に『ネクタイは裏を見てから買え』とも言われています。
ネクタイの細くなった方の端を『小剣』、太い方の端を『大剣』と呼びますが、大剣のちょうど真後ろの、裏地部分のさらに上の方にそっと指を入れると、数センチの長さの1本の糸を見つけることがあります。
これは『ボァン・ダレ』と呼ばれ、ネクタイの表地と芯地を縫い合わせた縫い糸のあそびで、手で縫われた高級品である証拠です。
ネクタイを結ぶ際に、表地や芯地が伸縮する余裕をあそび糸が果たしてくれています。
また、ゆるんできたネクタイは、この糸を引っ張ることで再び引き締めることができます。中級品の場合はミシンで縫われているので、このあそび糸がありません。
■3つ目は以外に知られていない『ネクタイは重さで買え』という点です。
ネクタイの素材の多くはシルクで作られており、シルクは目で見た感じより、持って重いものが上質な絹を使っています。
絹糸は大きく2つに分けることができ、『錫増量糸』とそうでない普通の絹糸です。
『錫増量』はチン・ウェーティングとも呼び、絹糸の表面にごく薄い錫(スズ)の被膜をあしらう加工法で、この加工法により、深い光沢としっとりとした手触りが加わり、結びやすくシワになりにくい絹地が生まれます。
上記の3つのポイントを押さえて購入した上質なネクタイだとしても、ネクタイは結んでは解き、解いては結ぶものです。当然、結び目にシワが出ます。では、シワが気になるときにはどうするべきか?
直接アイロンをかけることは禁物です。また、クリーニングに出すこともお勧めしません。
上質なネクタイには間違いなくエレガントなふくらみ(厚み)があり、そのふくらみがネクタイの一番の魅力であり、生命線です。
アイロンでそのふくらみを押しつぶしてしまえば、ネクタイとしての優雅さが消えて無くなってしまいます。
上質なシルクは上質なウール同様、自然に復元する力を持っています。
保管する時は丸めず、掛けるようにして2、3日吊るしておけば大概のシワは消えます。
それでも消えないシワにはスチームアイロンを用いて直接的な熱や圧力をかけずに十分に蒸気を当ててやれば、頑固なシワでも解決すると思います。後は自然乾燥して蒸気を完璧に抜けば完了です。
次にネクタイの着こなしと流行についての購入のポイントですが、長くなりそうなので2回に分けて書きたいと思います。
テーラー新屋は温暖化問題には賛成ですが、Cool Bizは微妙です。出来ることなら『かりゆしウェア』にスラックスと革靴といったスタイルでの国際舞台は避けて欲しいと願っています。
テーマ:男性ファッション全般 - ジャンル:ファッション・ブランド
2007.06.16 | Comments(0) | Trackback(0) | 服飾小物
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