男のたしなみ服装術【テーラー新屋】 2013年09月

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【ホンモノ?】10年着られるスーツはどっち?【イミテーション?】

最近読んだ業界紙に、技能士の平均年齢が68歳とかいてあって驚きのテーラー新屋のダイスケです。

32歳になったばかりの私は、まだまだヒヨッコかもしれませんが、先代のバックアップのもと技術を継承していきたいと思います。


突然ですが、皆様は今、どちらのスーツをお召しになりたいでしょうか?


1979年の業界専門誌をご覧ください。

両方ともしっかりとした、素敵な仕立てですが、10年後も着ていたいスーツはどちらでしょうか?

'79洋装 ドーメルの広告より
ドーメル


'79洋装 ビスポークライン'79 基本型より
ビスポークライン


服飾の世界では、デザインを論じる際、「古いか新しいかよりも、むしろ本物かイミテーションかが問題」だとよくいわれています。

つまり、「クラシックなスタイルも、もともとは流行のファッション」であり、また「流行のスタイルも浸透すれば、クラシックスタイルの仲間入りとなる」ことを考えると、「古い」とか「新しい」とかは紙一重であり、大変に近い関係にあります。


ところが「本物と上辺だけのモノ」との関係はそれとは違い、本物は常に本物であり、偽物は常に偽物であるということです。

そして、「古いか新しいか」、もしくは「本物かイミテーションか」は、仕立てたその時点よりも、むしろ何年か経って「価値があるのか、ないのか」がわかる場合が少なくありません。


上記の例だけでなく、10年余り前のスーツのスタイル写真を見た時、個人的に感じる事は、英国のスタイルは殆ど古さを感じないのに対し、日本のものはやはり古さが目立つ傾向があるように思えます。


原因はいろいろとありますが、
イギリスのスタイルは伝統に忠実でいて、なおかつ流行をそのまま取り入れるのではなく、こなして取り入れているのに対し、
日本のスタイルの多くは日本流のスタイルが確立がしてない上に、流行をナマで取り入れているのが要因の一つではないのか思います。


「その時点」では両者のひらきは、さほど感じられなくても、5年、10年と経つうちに「両者の違いのほど」がはっきりしてきます。


これは、服飾デザインにとって「古き」と「新しき」の問題は、同時に「ホンモノ」と「上辺だけ」の問題ともなって現れてくる例の一つではないかと思います。



実際、お客様の要望や好みとの兼ね合いもあり、また、流行とすり合わせていくことは大変難しいことですが

テーラー新屋では、お客様の好みのスタイルを出来るだけ汲み取るよう努めて裁断していますが、ご要望があれば、上記のような相談にも積極的に取り組んでいきたいと思います。


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テーマ:メンズファッション - ジャンル:ファッション・ブランド

2013.09.28 | Comments(0) | Trackback(0) | スーツ・シャツ

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